竹林の整備及び竹の利用について、国においては所有者や地域住民等が行う伐採等の竹林整備や加工機械・施設等の導入への支援等の予算措置、グリーン購入法やFITによる利用面での制度措置などにより対策・支援を行っている。
竹林対策
森林・山村多面的機能発揮対策
<対策のポイント>
森林の多面的機能発揮とともに関係人口の創出を通じ、山村地域のコミュニティの維持・活性化を図るため、地域住民や地域外関係者等による活動組織
が実施する森林の保全管理、森林資源の活用を図る取組等を支援します。
<事業目標>
○ 各支援メニューごとに設定された森林の多面的機能の発揮に関する目標を達成した活動組織の割合(8割 [令和3年度まで])
○ 地域外からの活動参加者数(関係人口を含めた活動への参加者数)が増加した活動組織の割合を毎年度増加
侵入竹の伐採・除去活動 最大28.5万円/ha
制度措置(固定価格買取制度(FIT))
調達区分 | 該当する主な木質バイオマス(竹由来のものを含む) |
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間伐材等由来の木質バイオマス <木質バイオマス証明ガイドラインに準拠した公的な証明・分別管理が必要> | ① 間伐材 (目的樹種の健全な成長を図るために伐採した竹を含む) ② ①以外の方法により伐採された木材 以下のア~ウから伐採等される木材が対象 ア 森林経営計画対象森林 イ 保安林・保安施設地区 ウ 国有林野施業実施計画対象森林 買取価格: 40円/kWh または32円/kWh |
一般木質バイオマス <木質バイオマス証明ガイドラインに準拠した証明・分別管理が必要> | ① 製材等残材 ② その他由来の証明が可能な木材 ア 森林からの伐採木材 (上記の「間伐材等由来の木質バイオマス」の②ア~ウ以外からの木材、竹、輸入材) イ 伐採届等を必要としない木材等 (果樹園、ダム流木 等)) 買取価格: 24円/kWh ※10,000kW以上は入札 |
建設資材廃棄物 | 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(平成十二年法律第百四号)第2条第2項に規定する建設資材廃棄物 ガイドラインに準拠して証明・分別管理が行われなかった木材、竹も同様。 制度措置(固定価格買取制度(FIT)) 買取価格: 13円/kWh |
出典元:林野庁における竹林及び竹材利用に係る対策(令和3年度)PDFより
事業再構築補助金(令和3年度)
経済産業省が行う、新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等、思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援の補助金があります。
事業再構築補助金とは
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、当面の需要や売り上げの回復が期待しづらい中、ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するために中小企業等の事業再構築を支援することで、日本経済の構造転換を促すことが重要です。そのため、新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、又は事業再編という思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援します。
補助額:100万円~従業員数に応じて8000万円
補助金・助成金の活用について
国内では、行政・民間を合わせて年間に数万件の補助金や助成金が募集を行っています。TCC・ソリューションズでは、パートナー様の事業を対象とした情報のご紹介を行っています。