第2回「プロバイオティクス環境農業」【終了】

プロバイオティクス環境農業 概要

農林水産省の「みどりの⾷料システム戦略」は⽣物多様性だけでなく、温暖化や⼈⼿不⾜等の課題も含めて⽣産性向上と環境負荷の低減をイノベーションで実現を⽬指すものとされています。

地産地消の有機農業で地球温暖化対策も!

今回のセミナーは、TCC・ソリューションズが、農業従事者の方を対象に企画致しました。
令和3年5月に農林水産省が、環境政策として「みどりの食料システム戦略」を発表しました。その概要は下記のとおりです。

我が国の食料・農林水産業は、大規模自然災害・地球温暖化、生産者の減少等の生産基盤の脆弱化・地域コミュニティの衰退、新型コロナを契機とした生産・消費の変化などの政策課題に直面しており、将来にわたって食料の安定供給を図るためには、災害や温暖化に強く、生産者の減少やポストコロナも見据えた農林水産行政を推進していく必要があります。 このような中、健康な食生活や持続的な生産・消費の活発化やESG投資市場の拡大に加え、諸外国でも環境や健康に関する戦略を策定するなどの動きが見られます。今後、このようなSDGsや環境を重視する国内外の動きが加速していくと見込まれる中、我が国の食料・農林水産業においてもこれらに的確に対応し、持続可能な食料システムを構築することが急務となっています。 このため、農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。

引用:農林水産省 みどりの食料システム戦略

この 「みどりの食料システム戦略」 に実現可能な技術とその方法を、京都大学名誉教授の松井三郎氏を迎え、オンラインセミナーを開催いたします。

循環型土づくりの方法と重要性をお伝えします

「プロバイオティクス環境農業」講義内容
1.みどりの食料システム戦略 概要紹介
2.良質堆肥づくりの重要性
3.堆肥発酵微生物と根圏細菌の多様性
4.枯草菌・放線菌・乳酸菌
5.バイオスティミュラントのフルボ酸・フミン酸液

講師紹介

松井三郎
環境工学者 京都大学名誉教授

履歴
昭和41年(1966)京都大学衛生工学科卒業
テキサス大学オースチン校PhD取得
京都大学工学部教授
京都大学大学院地球環境学堂教授
国連地球環境機関(GEF)顧問
国際水協会(IWA)執行役員
福田首相、麻生首相「地球温暖化問題懇談会」委員等
北海道大学院客員教授
立命館大学客員教授
中央大学研究開発機構教授
IWA特別フェロ―会員
日本国際民間協力会(NICCO)理事
水制度改革国民会議理事長として「水循環基本法」成立に貢献

現在
㈱松井三郎環境設計事務所 代表
滋賀県下水道審議会 委員長
財公・日本下水道新技術機構委員会 委員長
財公・国際湖沼環境 委員会評議員
財法・イオン工学財団 評議員
NPOさらんネット理事、その他。

専門分野
環境工学、環境微量汚染制御、生態毒性学、地球環境に関する発表論文は、600件を超える。

主な著書
「今なぜ地球環境なのか」
「地球環境保全の法としくみ」
「環境ホルモン最前線」
その他共著訳書多数。

受賞
京都ヒューマン大賞2015
アメリカ環境工学教授協会優秀講演者賞受賞
カナダ環境省国立水研究所ヴォーレンワイダー博士記念講演受賞
日本水環境学会学術賞
下水道協会功労賞
環境科学会功労賞他

現在注力している分野
プロバイオティクス環境農業研究、アフリカ農村開発支援。
趣味
美術鑑賞、合唱活動(京大合唱団同窓会合唱団)

この講座は終了しました
日 時:2021年12月2日(木)19:00~21:00
講 師:松井三郎氏(京都大学名誉教授)
受講方法:Zoomを活用したオンラインで、ご参加いただけます。
参加費:無料

※このセミナーでは、何らかの営業販売を行う目的はございません。また、参加者様同士でも、セミナー内又はその関連で派生する繋がりに於いて、一切の営業販売行為を禁止とさせて頂きます。

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